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編集こばなし
年度末になり、卒業のシーズンを迎えつつありますが、QNAPでは、myQNAPcloud Storageが長らくβ版となっていますが、β版を卒業し、正式リリースのご案内をさせていただきました。
今回は、QNAPがご提供するクラウドストレージサービス、myQNAPcloud Storageの特徴をこの場を借りてご紹介したいと思います。
クラウドストレージというと、大きく分けて、
- オブジェクトストレージ
- フォルダ・ファイル構造のストレージに分けることができます。
それぞれのクラウドストレージサービスの特徴としては、
- オブジェクトストレージ:容量上限がなく実際の使用量に応じた従量課金制。データのアップロードは無料だが、ダウンロードの際に転送料金が発生する場合がある。バージョニングやイミュータビリティ(=不変性)に対応している。主にバックアップやファイルのアーカイブ目的に使用されるケースが多い。
- フォルダ・ファイル構造のストレージ:容量上限を予め設定し、設定した容量以上にデータを保存することはできない。ファイルの共有が容易。アップロード、ダウンロードともに無料で転送料金は発生しない。主にファイル共有や、手元のPCの同期先として使用されるケースが多いとなります。
myQNAPcloud Storageでは、いわばいいところどりのサービスであり、下記のような特徴があります。(こちらのページでもご確認できます)
- サブスクリプション型の定額制ストレージサービスであり、クラウドストレージを使用する際の予算を立てやすい。(=想定よりもデータを保存しすぎていて、後から過剰な料金請求が来ることがない)
- データのアップロード、ダウンロードで料金が発生しない。
- オブジェクトの最低保持期間のような、”みなし保存期間”で料金は発生しない。
- バージョニングや、イミュータビリティをサポート。ランサムウェア対策として活用可能
- QNAP IDを使ったファイル共有が容易に設定可能。
- QNAPのHBS3との親和性が良く、バックアップタスクがエラーで途中で終わってしまったような場合、中断されたところから再開することが可能。
- 個人用Vaultをサポート。大切なデータをさらにセキュアな領域に保存することが可能。
使い勝手の面でこのような特徴がありますが、料金面もかなり魅力的な金額になっています。
「3-2-1バックアップに沿ったバックアップ計画を組みたかったものの適切なクラウドストレージが見つからなかった」「オブジェクトストレージを使っているものの、毎月金額が異なるので、予算を立てづらい」「クラウドにバックアップがとりたいが、回線の制約があるのでバックアップが上手く取れない」このような課題をお持ちのお客様は、ぜひQNAPのmyQNAPcloud Storageをご検討してみてください。
展示会出展のお知らせ
QNAPは3月に開催されるSECURITY SHOWに参加します。
最新の監視カメラ専用NVR QVPシリーズや、2024年グッドデザイン賞を取得したTVR-AI200などを展示いたします。ぜひ皆様お誘いあわせの上、ご来場ください。
展示会名称:SECURITY SHOW
開催期間:2025年3月4日(火)~7日(金)
開催場所:東京ビッグサイト
小間番号:SS7088
※展示会に関する情報はこちらでアップデートしていきます。ぜひご確認ください。
1月の新サービス
myQNAPcloud Storage
オフィシャルリリース
ファイルドライブとバックアップ先に最適なクラウドmyQNAPcloud Storage を正式に発表。すべてのQNAPユーザーに16GBの無料クラウドストレージスペースを提供中。
Hybrid Backup Center ベータ版
マルチサイトバックアップを効率化するクラウドプラットフォーム Hybrid Backup Center (ベータ版)を発表。今すぐベータプログラムにご参加ください。