簡素化されたインフラと拡張:ハイブリッドクラウドストレージのインフラがなければ、複数の QNAP NAS を互いにバックアップする設定を行う必要があります。また、NAS の容量がなくなった場合には、拡張エンクロージャを用意しなければなりません。こういった物理アプライアンス(機器のこと)は追加の容量とメンテナンスタスクを必要とします。QNAP NAS をハイブリッドクラウドストレージゲートウェイとして利用すれば、ストレージ容量は事実上無制限に。パブリッククラウドストレージは簡単に拡張することができ、料金も使用量による明朗会計です。IT インフラは簡素化され、コストと管理の手間が抑えられます。
ビッグデータと AI:ハイブリッドクラウドストレージの利用例を挙げます。膨大な量のデータを処理する場合、QNAP NAS をゲートウェイとして気軽に利用する事で、データの取り込みとパブリッククラウドへの移動が行えます。オンプレミスでコンピューティングリソースをホストする必要がなくなります。スーパーコンピュータを自分で構築するのに比べて、ずっと少ないコストでほぼ無限のコンピューティングパワーを手に入れることができるのです。
共同作業を簡単に:複数の拠点を持つ組織にとって、さまざまな支社・支店に設置された QNAP NAS を簡単に設定することで、データをクラウドに同期したり、逆にクラウドから NAS へ同期したりすることができます。複雑な VPN 設定や IT インフラいらずで、情報を途切れる事なく世界中で共有でき、能率的な共同作業を可能にします。
デジタルトランスフォーメーション:パブリッククラウドを採用することで、ほぼ無限の可能性をもってして企業や組織のデジタルトランスフォーメーションを後押しします。パブリッククラウドとプライベートクラウドの橋渡し役のゲートウェイとして QNAP NAS を使用することで、既存のビジネスモデルを革命的に変えるポテンシャルを得ることになります。
オンプレミスの QNAP NAS をハイブリッドクラウドストレージインフラに変換することに、多くのメリットがあることを理解していただけたら幸いです。今すぐ専用ページにアクセスして、要件を満たすサービスプロバイダを見つけてみてください!次回の投稿では反対に、すでにパブリッククラウドを導入している企業が、QNAP NAS をオンプレミスの IT インフラに追加するメリットについて説明します。それではまたお会いしましょう!