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QNAP NAS ユーザーが、ハイブリッドクラウドストレージへのアップグレードを考慮すべき 7 つの理由

以前の投稿では、ストレージのインフラにハイブリッドクラウドを採用するメリットについて説明しました。まだお読みではない場合は、こちらをご覧ください。さて、すでに 1 台以上の QNAP NAS を所有する多くのプライベートクラウドユーザーにとって、QNAP HybridMount および VJBOD Cloud ゲートウェイソリューションを利用し、パブリッククラウドを追加してハイブリッドクラウドストレージ環境を構築するメリットは何でしょうか?それでは見てみましょう。

  • ムダのないバックアップ、復元、同期:ひとつ以上のクラウドストレージサービスを使って、「3-2-1 バックアップの法則」に則った完璧なバックアップ計画を組み立てましょう。この法則は、最低 3 つのデータのコピーを用意し、2 つのバックアップコピーを別のストレージメディアに保存し、もう 1 つをオフサイト(離れた場所)に保存しておく、というものです。
  • 簡素化されたインフラと拡張:ハイブリッドクラウドストレージのインフラがなければ、複数の QNAP NAS を互いにバックアップする設定を行う必要があります。また、NAS の容量がなくなった場合には、拡張エンクロージャを用意しなければなりません。こういった物理アプライアンス(機器のこと)は追加の容量とメンテナンスタスクを必要とします。QNAP NAS をハイブリッドクラウドストレージゲートウェイとして利用すれば、ストレージ容量は事実上無制限に。パブリッククラウドストレージは簡単に拡張することができ、料金も使用量による明朗会計です。IT インフラは簡素化され、コストと管理の手間が抑えられます。
  • ビッグデータと AI:ハイブリッドクラウドストレージの利用例を挙げます。膨大な量のデータを処理する場合、QNAP NAS をゲートウェイとして気軽に利用する事で、データの取り込みとパブリッククラウドへの移動が行えます。オンプレミスでコンピューティングリソースをホストする必要がなくなります。スーパーコンピュータを自分で構築するのに比べて、ずっと少ないコストでほぼ無限のコンピューティングパワーを手に入れることができるのです。
  • 共同作業を簡単に:複数の拠点を持つ組織にとって、さまざまな支社・支店に設置された QNAP NAS を簡単に設定することで、データをクラウドに同期したり、逆にクラウドから NAS へ同期したりすることができます。複雑な VPN 設定や IT インフラいらずで、情報を途切れる事なく世界中で共有でき、能率的な共同作業を可能にします。
  • ユーザーエクスペリエンスはそのまま:QNAP のハイブリッドクラウドストレージがあれば、SAMBA/AFP/NFS/iSCSI プロトコルを使用して、マウントしたパブリッククラウドストレージにアクセスできます。操作感は普段のローカルボリューム/LUN と同じです。学習における障壁が低いので、再構成の労力は減り、新たな投資を最大限に活用をできるようになります。
  • 貴重なコストを節約:パブリッククラウドサービスを使用することで、資本支出予算(CapEx)を運用費予算(OpEx)へと移行できます。ビジネス的にはこちらの方が嬉しいですよね。多額の初期投資は必要ありません。財務は安定し、見通しは立てやすくなります。メンテナンス労力も最低限に抑えられます。
  • デジタルトランスフォーメーション:パブリッククラウドを採用することで、ほぼ無限の可能性をもってして企業や組織のデジタルトランスフォーメーションを後押しします。パブリッククラウドとプライベートクラウドの橋渡し役のゲートウェイとして QNAP NAS を使用することで、既存のビジネスモデルを革命的に変えるポテンシャルを得ることになります。

オンプレミスの QNAP NAS をハイブリッドクラウドストレージインフラに変換することに、多くのメリットがあることを理解していただけたら幸いです。今すぐ専用ページにアクセスして、要件を満たすサービスプロバイダを見つけてみてください!次回の投稿では反対に、すでにパブリッククラウドを導入している企業が、QNAP NAS をオンプレミスの IT インフラに追加するメリットについて説明します。それではまたお会いしましょう!

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